知らないと損するバリアーフリーリフォームの常識
将来の為 ””備え””として いっしょに施工されておくといいこつなどの情報です。
温度のバリアフリーが大切!
トイレや浴室 洗面(水回りのお部屋)と他の部屋の温度差をなくす工夫を施す。
窓から逃げる熱を防ぐ・・・・
内窓を設置する。
既存のサッシのまま 複層ガラスに変更する。
(不可能なサッシもあります。)
カーテンを設置する。(できればレースと二重に)
暖房を設置する。
(トイレルーム)
足元が邪魔にならないよう埋め込み設置できるスペースを確保
薄型壁掛け暖房機を設置する。
(浴室)
浴室暖房器の設置・・・
既存換気扇部分(ユニットバスの場合)を利用できる場合もある。
壁掛けタイプを利用する。
床暖房も考慮したユニットバスを選択する。
床暖房を設置できない場合 パネルヒーターを設置する。
(洗面)
洗面専用の暖房機 壁掛けの設置またいつでも設置できるよう電源の確保
また 広めの洗面室の場合 安価なエアコン設置もいいかも?
ただし エアコンの風が体にあたるとひやりと感じる場合
があるため 設置個所を考慮する。先に温めておく場合に利用するといい。
手すりの高さを決めるのは、他人まかせはダメ!
使われる方それぞれです。背の高い人、低い人、個人差があります。
個人差を考慮して高さを決める。
当社では、手すり体験器具にて 幾度も測量して1㎜単位で決定します。
トイレの中 大便器に座った場合と移動するまでの
横手すりは高さは 微妙に相違します。
動作してみてから 決定しましょう。
階段の手すりの長さは、余裕をもって設置
下の段 上の段 それぞれ1段目(登り降りのはじめ)
30cm以上の余裕(長め)をもって設置する。
おうちの床の段差は、ほんのわずか!
床は、なるべく段差のないフラットが望ましい!・・・0.5cm以下に
玄関の上がり框の段差(玄関土間との段差)・・・・・15cm程度
玄関とポーチの段差・・・フラットが望ましい。・・・・・スロープで調整
介助入浴に必要な最低限の浴室の広さは
浴室の広さ・・・・1坪以上が望ましい。
介助する人のスペースで 最低50cmほどの広さが余分にほしい。
介助いす等搬入スペースも確保したい。
現在のユニットバスは、浴槽が大き目に設置されているため
洗い場の少しでも広めのタイプを選択する。
トイレや浴室や洗面などの建具は、引き戸が1番
スペースが狭い部屋ほど 建具に気を使いましょう!
NO1ドア・・・・引き戸
NO2ドア・・・・引き込み戸 折れ戸
NO3ドア・・・・外開き戸
ワーストNO1・・・・中開き戸
なぜ???
●特に狭いトイレでは、中で人が倒れた場合
人が邪魔になり戸が開かない現象がおこる確率が高い。
●水回りは、毎日使用する頻度が特に高いため
少ない動作で開閉できることが望ましい。